「つ」のつくまでに

2008年06月03日

しつけには次の三つのことが大切だと言われています。
一つは朝必ずあいさつをすること。
二つめは呼ばれたらはっきりと返事をすること。
そして三つめは脱いだ履物をそろえ立った椅子を入れることです。
しつけとは、その子がこれからの人生で幸せになるためのコツ、つまり自分の感情をコントロールできる人間になるための基本を教えるこです。
あいさつをし、返事を返すことは自分の感情はどうであれひとまず相手と向き合おうとする心を育てます。履物をそろえることは今までやっていたことにいったんけじめをつけることにつながります。
ではいつまでにそれを行えばいいのか。日本ではしつけは「つ」のつく間、つまり9歳までに行うべしとされてきました。その間に人間としての徳の基礎となるものをしつけるべしと。
「つ」のつくまでにしなければならないことはしつけともう一つたっぷりの愛情を注ぎ込むことです。花だって芽が出始めた時にそれをついばみにやってくる鳥や虫から保護しまた十分な日光や水を与えてやらなければ育ちません。それは人間も同じことです。
「つ」のつくまでの間のしつけと愛情がその後の人として生きていくための知恵や強さやさしさを育む土台となるのです。                        《綱沢昌永先生の言葉より》


Posted by マナ&ベビー at 14:10│Comments(1)
この記事へのコメント
そうですね。しっかり読ませて頂きました。!(^^)!
Posted by アランカアランカ at 2008年06月03日 16:47
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